智を愛する

弟くんから、哲学の入門書を紹介してもらって、読んでます。
「西洋の科学者は教養として哲学の素養を学んでいる。」との指摘を受けて。しっかりした弟で幸せですわ。
環境経済学をやりたいと思ってる弟に、お礼としてplan Bを紹介しましたよ。食糧問題に関する名著です。10年前から現在の状況は予測できていたのに、回避できなかったという悲劇をひしひしと感じますぜ。

ヨーロッパ思想入門 (岩波ジュニア新書)

ヨーロッパ思想入門 (岩波ジュニア新書)

レスター・ブラウン・プランB2.0―エコ・エコノミーをめざして

レスター・ブラウン・プランB2.0―エコ・エコノミーをめざして

俺は科学者の卵で、日本人という無信仰国に生まれたこともあり、「自分の信じる宗教は科学」と思っているのですが、
この本から科学は哲学の一部分が昇華したものだ、ということを実感しました。
そういう趣旨で書かれた本ではありませんが、紹介されている様々な思想の中に、「あ、これは科学の原型だ」と思うものが見受けられるんです。
ありがとう弟。この本を紹介してもらって、本当に良かったと思います。
もうすこし深みにはまってみるかね。