本職は良く知りませんが

谷川俊太郎さんって、天才だと思います。
正直、彼の詩は「きってはってってとって・・・・」ってやつくらいしか知らないのですが、
彼のもうひとつ、有名な仕事があるんですが、それは「ピーナッツ」というアメリカの漫画の訳です。
あれですよ、チャーリー・ブラウンとかスヌーピーとかがある種哲学的に人生を過ごす様を描いた4コマ漫画ですよ。
普通は「スヌーピー」って言われる漫画ですね。
 
で、大抵のピーナッツの出版物は、英語の原文と谷川俊太郎の訳がセットで載っているのですが、その訳がすごいんです。
原文の伝えたい事をエスプリや雰囲気をそのままに完璧に日本語に訳しているんです。
中学で英語をやったあと初めて英語の部分を読んでみて、「あー、この訳者の人はすごいなぁ」と思いました。
それ以来、学校の授業で当てられたり、受験で答えたりする時はいつでも彼の訳を目標にしてきた、というのは嘘ですが、とにかく、世の中には凄い人がいる、ということをその時初めて感じました。
 
もし機会があったら是非読んでみてください。面白さと凄さは保証します。