日展感想

本日東京では終わってしまった日展(これから地方巡業があります)。
先日行ってきましたので、その感想を。
 
書はわからないのでパス。
立体作品は多すぎて見る気にならなかった。
 
で、日本画と洋画の感想を。
 
あんなにいっぱいあるので、正直1点1点みてはいられないわけです。
よって、首をぐりぐり回しながらざっと見て行って、「おっ」と思ったら立ち止まって鑑賞。
気に入ったら絵葉書を(あれば)買う、といったところ。
 
日本画は、気に入った絵はあったのですが、絵葉書になってなく、ちょっと残念。
 
洋画で気に入ったのはちゃんと絵葉書になってたので購入しました。
 
まず審査員賞かなんかを取ったキツネのお面を被った人の絵。
すごくリアルなタッチなのに書いてることは非現実的で、コントラストが素敵でした。
 
つぎは女の人が机で寝てる絵。
冗談じゃないくらいリアル。絵から伝わってくる「熱」みたいなものはないのですが、ただただそのリアルさに脱帽。素でコラージュだと思っちゃいました。
 
そして、作者が「ジュディ・オング」とかかれた版画。
会場では「なんかの冗談でそういう偽名で出したんだろう」と思ったのですが、帰って情報を集めてみたら本当にジュディ・オングが作ったとのこと。
(なんとかかんとかえい〜〜じゃーーー、の人ですね《おい)
素晴らしい版画でした。熱を感じました。
TVで見る限り、「エネルギッシュなおばはんだなー」と、特にいい印象は持っていなかったのですが、評価が一変です。すごいぜジュディオング。