letters, lights, travels on the streets

生意気で、なよなよしてて、いいとこのボンボンで、曲はパクリで、歌は下手。
コーネリアスやピチカートほど、海外で評価されているわけでもない。
だから、知らない人にはなぜこんな歌手が売れたのかさっぱりわからない、俺たちの王子様、小沢健二
でも、彼を食わず嫌いするのは一生の損だと思うのです。
 
あぁ、確かに歌は下手さ。慣れるまで時間がかかるかもしれない。
 
でも、彼が生み出すメロディはとてもキャッチーだし、なにより歌詞です、歌詞。
もちろん好みはあるけど、小沢健二の歌詞は数あるJ-POPミュージシャンの中でも最高峰だと思うのです。
というわけで、他の人が彼の歌をカバーしたのを紹介しましょう。歌も下手じゃないし。
 
多分彼の曲の人気ランキングをやったら五指に入る、屈指の名曲、
「ぼくらが旅に出る理由〜letters, lights, travels on the streets〜」。
安藤裕子さんという方(ニュースキャスターの人ではない)が最近カバーしたらしいっす。

サビ後半のコードの付け替えが、「そうそう、こうしてほしかったんだよ!!」って感じ。
 
彼の中で最もシングルB面になった回数が多い曲(笑)、「流星ビバップ」。
柳田久美子さんという方のカバーですが、PVにでてるのはなぜかイラストレーターのしまおまほ

 
これで気になったら、原曲もチェックしてみてください。
ぼくらが・・・は先日紹介した「LIFE」に、流星ビバップは「刹那」に入ってます。
この二枚はわりとポップなので入門としてお勧め。

刹那

刹那